あくまじょうどらきゅら
「悪魔城ドラキュラ」とは、コナミから発売されたゴシックホラーのアクションゲームである。
夜の王たる吸血鬼ドラキュラが自身の居城・悪魔城と共に復活。
ヴァンパイアハンターの一族の出であるシモン・ベルモンドが一族に伝わる武器を振るい、並みいる卷族の魔物を打ち倒しラスボスのドラキュラを討伐を目指す…と言うストーリー。
武器は魔を呪う鞭・ヴァンパイアキラー(イケニエを用いて作って魔を呪うので、相対的に聖なる武器と言う扱い)であり
シリーズで鞭を扱う比率が非常に大きい。
この作品が高く評価されるようになったのは質の高い音楽と洗練されたドット絵の精密さ、中世ゴシックをメインとするダークな世界観
そしてプレイステーション世代のゲーム機から始めた「探索型アクション」のパイオニアとして。
海外で探索型アクションのゲームジャンルを「メトロイドヴァニア(海外でのタイトルはCastleVania、城の「キャッスル」+ドラキュラの棲息地にあるトランシル「ヴァニア」を合わせた造語)」と任天堂のメトロイドと併せて呼称される事からも伺える。
そしてもうひとつはゲーム内に於ける変態的挙動。…コナミのゲームは大小に関わらず何らかのバグがあり
敵を蹴った際に左右を同時入力すると凄まじい勢いで後方にかっ飛んだり、攻撃アイテムと武器攻撃をほぼ同時に当てると物凄い勢いで多段ヒットしたりする。通常の仕様でも二段ジャンプ後に出せる急降下キックを物凄く短いスパンで出せたり(しかもキックの際に声が出て騒がしい)、MPを消費して高速無敵でかっ飛ぶのが仕様で用意されたり…。
正当な評価でもネタ的な意味でも高く評価されているシリーズである。