ヤニねこ(やにねこ)とは | ニジエのエロ用語辞書『大性典』

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エチエチねこちゃん

ヤニねこ

やにねこ

Twitter(X)およびヤンマガWeb等にて連載中の漫画作品

「ヤニねこ」のイラストを見る

概要


 2021年11月ごろよりTwitter(現X)にて公開が始まった漫画作品のタイトル、及び主人公格
キャラクターのニックネーム。
 掲載開始当初は作中で「まんがタイムきらら」掲載をやたらとアピールしていたが、結局のところ
週刊ヤングマガジン本誌およびヤンマガWebで商業連載している。
 現在(記事執筆時)講談社より単行本3巻が発売中、以下続刊予定。
 作者は「にゃんにゃんファクトリー」名義でクレジットされているが、複数名の漫画家による
共同ペンネームであり荒井小豆氏、おさとう氏、みき郎氏などが参加を表明している。
 合作にも関わらず作風は比較的安定した部類であり画風や世界観も凡そ一貫しているような気がするが、
稀に良くブレる事があり気のせいである。

 「ねこがヤニ吸うだけの漫画」などと単行本の帯でも煽られておりヤニカスエピソードばかりであるが、
”獣人”の存在する世界観などSFチックなエピソードが稀に混ざって来る事がある。



メディアミックス展開


 ヤンマガWebでの週三回連載を中心としてSNSでの公開やコミックDAYS等の他のメディアでの公開が
同時進行している、掲載メディアによって若干のセリフ差し替えや作画の修正などが行われる事がある。
 生徒会にも穴はある!との相互コラボ漫画公開や搾精病棟全年齢版に公式(?)パロディキャラが
登場するなど他作品とのコラボレーション展開にも力が入れられている。
 漫画以外のメディアとしてはボイス入りの動画CMが作成されYoutubeのヤンマガchなどで公開されている。
 CM内でのナレーション、登場全キャラのCVは全て声優の間宮くるみが担当している。
外部リンク(Youtube)
ついにヤニカスに声がついたぞ
 くじラックオンラインによるグッズ販売、カラオケの鉄人コラボイベント等物販系も展開している。

 

ニジエ的展開


 「獣人風俗」の存在が本編中で示唆されており、獣人女性に対して性的興奮する人間男性が複数登場する。
 一部獣人キャラの父親は人間であると語られているため、人間と獣人での性交のみならず繁殖が可能な事が
判明している。
 二次創作R-18イラストでは貧困女性にありがちな売春紛い行為を行っている作品が非常に多い、
一方で本編中ではレギュラーキャラに関してはそういった描写はなく不自然なまでに男の影が無い。
(作中で伏線めいた台詞があるが現状では一切不明)
 ネット上での二次創作作品発表数はあまり目立った物ではないが、ヤニねこオンリー同人イベントが
2024年2月に開催された。


用語解説


【獣人】


 猫の様な形状の耳介と尻尾を持ち上唇が猫っぽい形状な以外は人間と極めて酷似した生物。
 猫以外の動物の特徴を有する獣人(ウマなど)は一切登場していない。
 一部キャラが生尻やスキンヘッドを晒しているため猫耳キャラで誤魔化されがちな耳や尻尾の
付け根の描写がある。
 尻尾は尾骶骨付近から生えており、人間耳はなく頭頂部付近に猫耳が一対存在する。
 動物としての猫は別途に存在する。
 人語を解し、(少々珍奇な)和風人名を名乗り、就労して作中の現代日本社会に溶け込んだ生活をしている。
 個人差はあるが言語に独特の訛が生じたり、感情が昂った時などに猫の様な鳴き声を発する、
猫のような仕草を取るなどの獣人独特の特徴を有する。
 この獣人的要素の多寡に対し「ケモケモしている/してない」等の表現がなされる事がある。
 レギュラーキャラや周辺人物がかなり奇矯な個性を持つ曲者ぞろいであるため、奇矯な個人特性なのか
獣人全般の種族特性なのか判別しがたい描写が多々存在する。
 作中に登場する獣人は全般的に女性率が高く、群衆シーンのモブキャラまで含めて殆どが女性となっている。
 またタイトルが示すように登場獣人の喫煙率は非常に高く、それ以外でも何らかの依存症の様相を呈する者が多い。
 獣人の生態に関して本編中でも言及された事があるが、TVに登場する怪しいオカルト研究者の言や、
獣人生ゲームの説明書と言った不確かなメディアでの怪しい情報としてしか読者には明かされていない。
 獣人差別や社会問題の様な描写も存在するが、一方で獣人優待イベントの開催や獣人崇拝に近い感情を持つ
人間のモブキャラが登場するなど複雑な状況が伺える。


【にゃがみ原】


 日本国神奈川県に存在する行政区で市政が施行されている、隣接して”町田”が存在し、
自動車ですぐ行ける範囲に”えのしま”(神奈川県藤沢市の江ノ島と酷似)が存在する。
 市内には”にゃがみ川”と呼ばれる河川が存在し、鉄道の通る鉄橋が築かれている。
 現実に存在する神奈川県の相模原市と酷似した描写がなされる地域。
 具体的な地名としては狂獣人病予防接種の封筒に「にゃがみ原市特別獣人指定S区」と記述があり、
獣人に関して何らかの特別な政策がなされている事が伺える。
 なお発送元は「神奈川事務センター」と記載されており神奈川県である事も確定した。
 鉄道の”にゃがみ原”駅が存在するが具体的にどの鉄道路線なのかは明記されていない。
 ”第六特区”の回や 「超絶最かわ🎀てんしちゃん」とのコラボ漫画ではJR相模原駅南口に酷似した
風景が描かれ、町田回では町田に酷似した建築物の描かれていた。
 治安情勢は実に不穏でラーメン店で”テオシのヤサイ”を販売していたり、花屋が怪しい謎の植物を
育成して逮捕されてたりする。名物はウ●コの爆竹巻きである。

【ヤニアパート(仮称)】


 「●●荘」「メゾン●●」と言った個別名称は現在のところ描写が無い、にゃがみ原市内のどこかに
存在する二階建てのアパート、敷地内に舗装された駐車場と大家の家庭菜園が存在する。
 判明している住人は大家、ヤニねこ、ヤクねこ、ハメねこ、カンサイねこ、アルねこ、おちんぽ達郎の
七人に加え、勝手に駐車場に移住してきたペンペンねこが途中から加わっている。
 全体で何部屋あるのかは明確な描写が無く不明。
 主人公格で描写の多いヤニねこの部屋が著しい汚部屋であるためアパート全体がボロ屋の様な印象を
受けるが、カンサイねこやハメねこの部屋は片付いており要は住人のセンスの問題である。
 間取りは全て同じと推測され、小さな土間のあるキッチンと6畳程度の居室、バス、トイレ別で
収納(押し入れ?)もある1Kの模様。
 現実世界での近似地域の類似した間取りのアパートの家賃相場は約2.5~4万円くらいとなっている。
(令和五年十二月調べ)

【獣人生ゲーム】


 人生ゲームのパロディであるがプレイヤーの種族(人間・獣人)が選択制になっている点が異なる。
 登場回で作中の世界観を示す重要なセリフが連発されておりSFめいた考察ができる代物であったが、
どこまで実態に即しているのかは不明である。

【ヤングマガジン】


 SNS版に登場、現実世界の同名書籍と異なり獣人漫画ばかりが表紙に載っており数回使いまわしされている。
 黒髪ショートカットの巨乳獣人女性が中央にレイアウトされているが、グラビアアイドルではなく
「たべねこ」と言う作品のキャラクターな模様、以下「みにゃみけ」「ニャブル」「アンダーニャンコ」と
作品タイトルとイメージカットが散りばめられている。
 「獣性病棟」と言う作品のカットはアマミヤ先生っぽい人間キャラがカメオ出演している。

【江田島】


 看板に記載された名称は「呑処江田島」、広島市の同名の島との関係性は不明。
 アパートの住人や大家などが頻繁に飲み会で出入りしている居酒屋。
 アルねこが酩酊し名称を”えのしま”と間違えてしまい江ノ島に運ばれてしまう回が存在した。
 バニーガール(プレイメイトバニー)風の衣装でヤニねこが手品(?)を披露するアルバイトを
行った事があるが、女性客から不評であったとの事で解雇されている。

【気流の母】


 謎の新興宗教団体、教義は迷子になっている。
 ヤニねこが披露した煙草の煙で五連続で輪を作る隠し芸を奇跡として崇めるなど本当に意味不明。
 『”母”から流れる気を受け入れ任せれば精神の治療(キュア)に繋がる』と言う説法を行っており、
「キュア~キュア~キュア~」と言う奇妙な掛け声で祈りを捧げるという儀式を行っていた。
 信者(集会参加者)に弁当や煙草を振る舞っており、それが目当てでヤニねこは通っている模様。
 モブ信者に獣人は描かれておらず、ヤクねこは集会を覗き見してドン引きしていた。
 なお煙草に関しては後述する第六特区から仕入れた物らしく関連する紋様が描かれていた。

【第六特区】


 かなり異質な地域で森林地帯の中に集落が存在する、α(アルファ)と呼ばれる獣人が居住しており
何らかの行政上の特権を有すると思われる区域、第六とあるが第一~第五は現状登場していない。
 ”タバコ村”と呼ばれる縄文時代めいた集落が登場しており、傍らに巨大な石塔が屹ていた。
 なお”タバコ村”の石塔はにゃがみ原駅からも遠景で見える程度の距離に存在する。
 未開のジャングルのような描写であったが相模野あたりの緑地に存在すると思われる。

【水舎の滝】


 神奈川県内のどこかに存在する滝、パワースポットとして評価されているらしいが観光地と言える
レベルでは無いらしく、かなり離れた場所の道の駅から中間地点に何も無いとされている。
 神奈川県の地理的に推測して宮ケ瀬か丹沢の付近の山地にあるのではないかと思われる。


登場人物紹介



【アパートの住人(レギュラーキャラ)】


「ヤニねこ」(佐藤ヤニ子)


 緑がかったグレーの頭髪で左耳と尻尾の先端が黒くなっており、右耳にピアスの様な物を装着した獣人女性。
 怠惰な性格が服装や髪型に現れているのか少し乱雑なセミロングの髪型で、襟口の伸びきったTシャツと
スウェットパンツを良く着用している。
 美人かつ巨乳であるが、「顔と身体しか取り柄が無い」とろくでもない評価を妹子に下されている。
 年齢に関しては明言されていないが、おちんぽ達郎により成人と言及されている。
 「にゃがみ原」市の安アパートで一人暮らしをしており、実家からの仕送りと日雇い労働と
漫画アシスタントを気まぐれに勤め怠惰な生活を送っている、部屋は著しい汚部屋。
 名前は「ヤニ子ですにゃ」「佐藤にゃ」と自己紹介しており「佐藤ヤニ子」が本名な模様。
 その他のニックネームとしては「ヤニっち」「ヤニカス」等がある。
 名は体を表すの諺どおりヤニカスで喫煙マナーはすこぶる悪く、頻繁に悪酔いしている酒クズでもある、
酒・タバコと欲望に忠実な生態であるが、男の影は無い。(種族的な問題なのか個人の問題なのかは不明)
 怠惰な性格なだけで特に不良と言う訳ではなく煙草が絡まなければヤクねこの謎の薬物を咎める、
川で溺れた子供を(煙草を吸い終わった後に)救助するなどの良心的な行動を取る。
(煙草が絡むと店舗内で未精算商品を喫煙する、通行人を騙して煙草を強奪するなどの犯罪を犯す)
 好きな銘柄はメビウスであるが、頻繁に貰い煙草やシケモク拾いをしており煙草ならばなんでも良い模様。
 一人称は「ニャー」であり獣人訛りが強く、感情が昂ると猫の様な鳴き声を発する。
 蜂を巣ごと丸ごと貪り食うような猫としても不可思議な行動をとっていたが、獣人としても常軌を逸した
事であると作中でもコメントされている。
 土筆(生)、キャベツ(丸ごと)、自身のハナクソ、蚊などを食していたが、これらは獣人としての食性
ではなく個人的な異食癖ではないかと思われる、ゴキブリを食そうとした折には妹子が泣いて止めていた。
 カンサイねこ(後述)が「あんまりマ●コ臭くない」と歌っていたが、歯磨きや入浴も頻度が低く
重度の口臭持ちかつ体臭も臭い。特に唾液に関しては臭々親王が降臨なさると表現されるほど臭い。
 頻繁に生尻を晒して放屁し、トイレ外で脱糞する悪癖がある。

 親族に関しては実家に母親と妹がおり、父親は仏壇の写真のみで登場しており故人と思われる。
 実家の場所には言及されていないが近隣に存在すると思われ、通学帰りの妹と学友に不意に遭遇する
エピソードが存在する他、本人も頻繁に帰宅しており私室も維持されている。
 その様な状況でなぜアパートで独り暮らしなのかは不明である。


「12番(ヤクねこ)」(益子)


 ヤニねこを先輩を仰ぎ(どういった関係なのかは不明)同じ安アパートに居住している獣人女性。
 染めた金髪が伸びたような頭頂部だけ黒い髪型をしている、回想シーンでの髪色は黒である。
 年齢に関してはハメねこ(後述)が「20歳無職」と発言した事がある、職業は短期バイトを転々としている。
 深夜のド●・キホーテに屯してそうなスレた顔つきと身だしなみであるが、ヤニねこと比すと
整った髪型や服装でありヤニねこに日雇いバイトを紹介するなど相対的に真面目で優秀な人柄である。
 しかしその名の通りタバコではない「タバコですよ?」を吸引していたり自室で謎の予防接種をしていたり
非常にイリーガルなブツの常用が示唆されている。
 過去に番号で呼ばれていた時期があり特定の数字に反応してしまうエピソードが描かれている。
 色々あったようだが更生して真面目に働きたい旨をつぶやいており本心では更生したいと思っている模様。
 通常の煙草も嗜んでおり、手巻きしたり水パイプで喫煙したりとマニアックな趣向がある。
 イリーガルなブツや喫煙以外の趣味としては昆虫採集を好んでおり、小学生男児のような服装で他の
住人を虫取りに誘ってことごとく断られるエピソードが描かれている。
 この際に応じたのはヤニねこ一人であり、普段もヤニねことつるんで行動している事が多い。
(嫌われ者のぼっち同士でつるんでいるような雰囲気が初期にはあった)
 別作品「生穴る(生徒会にも穴はある)」とのコラボ宣伝漫画にもヤニ子と共に出演しており、
生穴る側のキャラ、照井有栖に服を剥かれてヤニ子と共に乳首を晒した。(本編を通じて作中初乳首)

 親族に関しては一周忌を迎える故人の祖父が台詞上でのみ登場している。
 関連して他の存命親族が存在するようだが疎外されているような描写があった。
 様々な理由で落ち込んだ際に「人を…人が…人は…」と言葉にならない嗚咽を上げており、
何か人間関係でトラウマがある模様である。
 元同級生らしきハメねことはある種ライバル的な関係であり、作中で数回格闘戦に至っている。
 暴走ハメねこに対し合気道の様な技を駆使して投げるなど技巧派である一方、失禁ハメねこに顔面
ホールドされた最は嘔吐して敗北しており体力面ではハメねこが勝る模様。
 殆どの人物に対しては(少々蓮っ葉な)敬語を用いるが、ハメねこに対してはタメ語を用いる。
 その他の技能としては軽バンやレンタカーを運転しており運転免許を取得している模様。
 カンサイねことヤニねこが理解できていないシモネタの会話をしていた最に苦笑いを浮かべており、
二人よりも性知識は豊かであると思われる。


「ハメねこ」(ゆるふわアナル天使ハメ子)


 安アパートの住人でありヤクねこと同じ高校出身、高校時代のあだ名は便所の妖精、略して便精。
 かなりきわどいあだ名であるが、厨二病が過ぎてぼっち便所飯をしていたのが由来の様である。
(回想シーンのヤクねこの友人の人間女子生徒は本気で心配して声をかけていた模様)
 もっときわどい本名であるが、格闘ゲームの「ハメ技」に由来する模様である。
 奇矯な名前であるが本人は気に入っているらしく「ハメちゃん」を一人称としてしばしば用いる。
 苗字に関しては役所に「ゆるふわ*天使」で届け出ており、役人が「*」の読みをアナルと登録
してしまったため戸籍上の本名として確定してしまった。
 なお両親ともに獣人である事と以前は苗字が無かった事が同エピソードで判明している。
 メッシュ染めと思われる青い差し色の入った黒髪ショートカットで外見年齢はかなり若々しく
美少女の様相を呈す、耳や唇にピアスを装着し少々独特なセンスの私服を着用する事がある。
 豊満なキャラが多い中では珍しくその胸は平坦である、これはステータスであり稀少価値である。
 年齢は明言されていないがヤクねこと同じ高校に在学していた時期があり、同年代と思われる。
 職業は不肖で就学や就労をしている描写はないが、「ハメちゃんねる」と言う名称で頻繁にネットで
動画配信を行っておりユーチューバーのような物で収益を得ている可能性がある。
 コンテンツはゲーム実況や他の住人のレポートがメインコンテンツな模様であるが、自身がガガンボを
捕食している姿や大家が自家発電しているシーンを配信してしまうなど放送事故が非常に多い。
 ストリートファイター系がモデルの格闘ゲームのオンライン対戦を良くプレイしており腕前は
アルティメットマスターであると自称している。
 対戦で敗北した折にはサムライスピリッツシリーズの様に怒りゲージを溜めていた。
 怒りゲージが溜まるとKOFシリーズの様な暴走モードに入り周りの人物に八つ当たりを始める、
八つ当たりで大家に暴行した際はフランケンシュタイナーの様な技を用い一撃で仕留めており
身体能力の高さを示した。
 カンサイ弟(後述)にからかわれた際に「ハメちゃん手をつないだ事もないのに」とモノローグで
語っており公式に処女認定されている。(種族としての問題なのか個人の問題なのかは不明)
 喫煙者であり普段は電子タバコを喫煙しているらしいが、缶ピースを欲しがるなど他の銘柄も吸う模様。
 自室では普段喫煙していないようで妙なタイミングでヤニねこに対してキレていた。
 股間を刺激されると尿失禁する癖がある。

「カンサイねこ」(西薫子)


 キレイ美人系お姉さんキャラ然とした見た目のロングヘアーの女性獣人、関西訛りがある。
 他の住人からは「カンサイさん」「カオルっち」等のニックネームで呼ばれている。
 レギュラーの獣人キャラの中では唯一定職に就いているような雰囲気があったが実は大学生である事が
判明した、既に卒論提出済みであると語っており卒業間近な模様。
 広報車を用いた市民放送を業務として行っていたが、どうやら学生アルバイトであった模様。
 関西人キャラとして過度なギャグの期待をされているがギャグセンスが無く滑ってばかりいる。
 見た目だけはしっかり者常識人キャラっぽいが滑り芸のため誰もそういう目で見なくなってしまった。
 一方で大学では標準語で落ち着いた雰囲気のキャラづくりをしており猫を被っている事が判明した。
 持ちネタのレパートリーは幅広く江戸時代の俳人・松尾芭蕉と河合曾良といった少々教養を要する物から
1997年~のヤングサンデー連載漫画ワールドイズマインに登場した怪物・ヒグマドンなど妙にマニアックな
知識を要する物など多岐に渡るが、心底つまらないネタである点は全てにおいて共通している。
 エピソード内で性交体位の一種である”駅弁”がヤニねこと共に理解出来ておらず、処女説が提唱されている。
 大学の学友からは慕われており言い寄る男も多そうな雰囲気であり、合コンに参加したとする台詞もあり
かなり異性に対して積極的な行動を取っているが、成果は上がっていない疑問点が浮上した。
 一階の角部屋に居住しており、部屋の間取りはヤニねこと同じ模様だが、カンサイねこの部屋は
柄物のカーテンや家具などが配置されかなりキレイな物となっている

 家族構成としては弟と町田に住む親戚の存在が判明している。
 作品タイトルらしく喫煙者、ピアニッシモを愛飲している。
 滑り芸以外はまともそうに見えるがホームセンター店舗内を喫煙しながらうろついている描写があり、
彼女の喫煙マナーも大概である。


「アルねこ」


 ゆるふわ系ぼくっ娘獣人、毛量が異様に多い小豆色。
 幼さの残る顔立ちであり、かなりの低身長(妹子よりも頭一つ背が低い)その胸は豊満である。
 ヤニねこ達と同じアパートの住人、24歳の大学三年生とされ大学で健康診断を受けるエピソードが
描かれている、学業に勤しんでいる描写はなく登場シーンの殆どが飲酒しているか寝ている。
 継続的に飲酒している重度のアルコール中毒で頻繁に痙攣や嘔吐の症状があり、癖ぞろいの住人達の中でも相当に末期的な雰囲気を醸し出している。
 酩酊して外出し迷子になる事が多く頭髪にGPS発信機を仕込まれている、頭髪は他の住人達の
私物の隠し場所として活用されている。
 迷子になった場合は大家と他の住人たちによって軽トラックにより回収されている。
 レギュラーキャラの中では珍しく喫煙描写が無い。

「おちんぽ達郎」(辰野沙織)


 安アパートの住人で人間の女性、女性オタク然とした手入れされていない短めの黒髪に眼鏡を着用している。
 作画ブレはあるがかなりの巨乳で(擬音が「ばるん」)腰回りはちゃんとくびれており、顔も切れ長の
目で不細工ではないが、化粧っ気がなく服装もだらしないため喪女オーラが全身から溢れている。
 気弱で人見知りと自称しているが、稀にリーダーシップの様な物を発揮したり威厳の様な雰囲気を
醸し出し精神的イケメンになる。
 年齢に関しては明確になっていないが、カンサイねこが「姐さん」呼びしているので他の住人よりも
一回り年上ではないかと思われる。
 職業は漫画家でエロ漫画と一般誌ニャンマガの二刀流、おちんぽ達郎はペンネーム、
ヤニねこからは「タツロー」「マンカス」等のニックネームで呼ばれている。
 作画作業は完全アナログで行っており重度のヘビースモーカーであるためアシスタント探しに苦労している、
このため同じヘビースモーカーのヤニねこをアシスタントとして頻繁に雇用している。
 ヤニねこやカンサイねこに衣装を着用させ資料写真を撮影するなど間接的に読者サービスに貢献している。

「ペンペンねこ」(ナズナ)


 ツギハギだらけのチューリップハットと粗末なマントの様な衣服を着たテント暮らしの女性獣人。
 マント状の衣服の下は全裸で数回尻を晒している。
 今にもカンテレを弾きそうな抽象的で哲学めいた意味の無い発言を繰り返しているが、一人になると
テントの中で泣いている世間の世知辛さを感じさせる生態をしている。
 外見年齢は若そうに見えるが実際の年齢は不明、獣人への社会福祉がどうなっているのか不安になる。
 ヤニねこはそのような境遇のペンペンねこに対してもシケモクをたかりに行っている。
 欄外のキャラ紹介で「テントで小銭を稼いでる」という意味深な表記があり特定ファンが騒然となったが真相は不明である。
 アクシデントで大家のボキキ…を目撃してしまった際には壮絶な拒絶反応を示していた。
 にゃがみ川の河川敷で当初は生活していたが、大雨でテントが流されたためヤニアパートの駐車場に
無断で引っ越して住み着くようになった。
 年越し飲み会や新年餅つきの回ではペンペンねこも交えたメンバーが参加しており住人として受け入れられている様である。

「大家」(大谷おう也)


 ボロアパートの管理人でスキンヘッドに固太りのいかつい外見の男性、目元が常に影で描写されない。
 見た目は怖いが頻繁にアパートの掃除をするなどマメな性格で面倒見が良い。
 作中では珍しい非喫煙者の一人。
 現在は強盗と脱糞中のヤニねこを同時に締め上げて失神させるなど腕っぷしが強いが、幼少期は虐待されていた模様。
 ヤニねこに対し「エチエチねこちゃん」等の反応を示す事があり、ケモナー向けダッチワイフ(犬顔)で
よく自家発電している。
 これらが作中世界では特殊性癖なのか一般的な物なのかは現状では判明していない。
 住人たちとの仲は良い(ように利用されている)。


【レギュラーキャラの親族】


「妹ちゃん」(佐藤妹子)


 ヤニねこの妹、綺麗に整えられたロブヘアーで生真面目な性格が伺える。
 個性的な短い太眉で髪色はグレー、耳や尻尾も同じ色である、カラーでは青みがかったグレーで塗られている。
 名前に関しては「遣隋使かよ!」と同級生にツッコまれており、妹子(いもこ)が本名な模様。
 ブレザーの学生服を着用している事から高校生であると思われる。
 作中では極少数派となる非喫煙者。
 友人いわく「ケモケモしていない」と評価され訛りの無い口調で話しているが、感情が昂ると
「にゃっ」「にゃあああああああ」等の鳴き声を上げたり、猫のような仕草を取る事がある。
 作中随一の常識人でありファンの間で”唯一のきらら枠”等人気を博しているが、
稀に滑るギャグを披露するなど奇矯な一面もあり、嘔吐するなどヨゴレ要員も偶に担当する。
 健全な学生であるので酒・煙草には無縁であるが、ダメ姉の介護の中毒の様な状態である。
 複数の男子生徒から告白されるなど唯一男の影があるが、誰とも交際には至っていない模様。


「静江」(佐藤静江)


 耳先と尻尾が黒くなった獣人の女性、ヤニ子と妹子の実母、妹子と似た麻呂眉をしている。
 長い髪を前に回して胸の前で留めている、所謂「死に逝く母の髪型」をしている。
 カラー未登場で髪色は不明だがモノクロでは白抜きで彩色され娘と同じくグレーであると推測される。
 年齢に関しては言及されておらず一切不明であるが、とっくに成人した娘(ヤニ子)の存在から
推定して相当なB(略)であるが、某”ウザイ大学の後輩の母親”や某”戦車乗り姉妹の母親”と
同格くらいに若々しくて美人さんである。
(個人特性なのか種族特性なのかは不明、獣人生ゲームの回で獣人はいつまでも若いと解説あり)
 就労している様子はなく専業主婦な模様であるが、夫(姉妹の父親)らしき人間男性の写真が
仏壇に飾られており既に死別(死因不明)している模様。
 生活費や子の養育費は夫の遺産か保険金で賄っているのではないかと思われる。
 外見はおっとり系ママキャラで、近所の老婆が訪問しに来たり自治会の行事の協力要請を
受けるなど普段から人付き合いが良く好感を抱かれている事が察せられ、部屋も片付いている事から
家事の腕前も良く主婦としては優秀な人物であると推測される。
 妹子に対しては禁煙を成功させた呈を装っている模様であるが、隠れて煙草を二本同時吸いしたり
就寝中のヤニ子に喫煙させて遊ぶなど煙草に関しては奇矯な行動が多く、「この親にしてこの子あり」と
思わせるに十分なヤニカスっぷりを発揮している。
 ヤニ子からは「静江」呼びされており初回登場時は継母(後妻)説が一部ファンの間で取り沙汰されたが、
静江サイドから「我が娘」発言があり姉妹の実母である事が確定した。


「カンサイ弟」(西春蘭)


 現在の所作中で唯一の名前のある男性獣人、メカクレギザ歯とキャラの立った個性的な見た目をしている。
 髪の下には切れ長の目が隠されておりかなりの美形キャラ。
 ハメねこに対してセクハラ発言を行うなどヤリチンの雰囲気を纏っている。
 姉のパンツを持ち歩く奇癖がある。

「西順子」


 カンサイ姉弟の母親、濃い色のショートボブで尻尾が他の獣人よりももさもさした表現で描かれている。
 年齢はサブタイトルで「44歳」と言及されている、大人カワイイ系の範疇の外見年齢である。
 かなり豪華な戸建てに居住し自家用車を運転しており裕福な雰囲気がある。
 就労関係に関する描写は無く不明である上に、父親や他の家族は登場しておらず三人家族な模様。
 一人称は「ママ」で薫子からは「ママ」春蘭からは「おふくろ」と呼ばれている。
 姉弟に対しては表現方法が独特ながらも愛情深い様子をしめし少々ウザがられながらも親子仲は良好な模様。


【名前(ニックネーム)の判明している関係者】



「トロニャン」


 出番が多めだが名前がなかなか明かされなかった、短めに整えられた髪型で丸眼鏡をした女性獣人。
 ニャンマガ編集部のおちんぽ達郎の担当編集者として就労している、大手出版社の正社員と思われ、
登場獣人の中では一・二を争うエリートであると思われる。
 ふざけた口調のビジネスメールを他社に送り騒動を発生させる不安感しかない仕事ぶりを発揮する。
 前述の獣人アシスタントの手配も彼女の手によるワザマエ。
 登場獣人の中では珍しく喫煙描写が無い。

「字書きねこ」(賀来詠子)


 セミロングの黒髪の凛とした雰囲気の女性獣人、たまに昔の少女漫画テイストな崩し顔になる。
 名前の読みに関しては二種類のルビが登場している、どちらかはニックネームと思われる。
 妹子と同じブレザーの学生服を着用しており女子学生と思われる。
 長らく妹子と共演はしていなかったが、ついに共演を果たし実は同じクラスである事が判明した。
 大きな戸建ての家に住み、達郎の部屋を訪問する際に手土産を持参するなど裕福で育ちが良い雰囲気を
感じさせる、家族に関しては母親らしき人物が「詠子ゴハンよー」と言うフキダシのみで登場している。
 あだ名の通り小説家志望で「小説家ナルルォ」に自作小説を掲載している。
 色々と情けないエピソードが多いが新作を早いペースで発表し、ヤニねこや達郎の元にアドバイスを
受けに押しかけるなど行動力は持っており単なるワナビ勢とは言い切れない物を秘めている。
 肝心の小説の出来に関してはヤニねこや達郎が微妙な表情で反応をしていた。

 彼女の行動によりヤニねこがナルルォの小説を飽きる程読んでいる事、謎のリスペクトを受ける程度には
創作者として評価されている事が判明した。




「王寺流子」(おうでらるこ)


 妹子の同級生、黒髪ロングに切れ長の目で”イケメン女子”などと同級生からは呼ばれている。
 実は獣人フェチであり妹子と仲良くなり耳や尻尾を触りたいと思っている。
 妹子の友人たちから得た情報を誤解釈してしまいスカトロマニアと誤認してしまったため、検便を妹子にわざわざ見せ行くと言う凶行に及んでしまう。


「美琴」


 妹子に告白した男子に対して想いを寄せていた女子生徒、黒髪ロングで冷徹そうな顔つき。
 妹子に八つ当たりするなど少女漫画の悪役ムーブを取っていたが件の男子生徒に咎められ号泣していた。
 彼女の登場エピソードだけは恋愛漫画の様なストーリーになっており異質な存在。 


「本宮」


 株式会社デスサーティー営業課所属、黒髪を後頭部で纏めたパンツスーツ姿の人間女性。
 目にシイタケのようなハイライトが描かれており意識高い系の空虚なスローガンを連呼している、
ブラック企業に洗脳されたカルト的狂信者の表現であると思われる。
 「獣人派遣会社ケモの手」から派遣されてきたヤニねこと共に営業周りを行っていたが、効率は
すこぶる悪く体罰用に持ち歩いているネクタイでヤニねこを3ケタ以上殴打したらしい。
 何が気に入ったのか一日の終わりには「だが愛そう」と抱きつき次の仕事を依頼するつもりだったが、
ヤニねこは拒絶し噛み付いていた。


「隻眼のブチ」


 ワイルドな乱切り髪で釣り目にギザ歯の豪快な性格の女性獣人、左目を黒い眼帯で覆っている。
 「獣人治験」の報酬で生活している様子で、まともに就労しているか怪しい。
 常連であると嘯き治験バイトに参加したヤニねこに対して面倒見の良い姐さんキャラとして振る舞う。
 一桁の掛け算が怪しい程度の学力であるが、個人の問題なのか種族としての傾向なのかは不明。
 少なくともこの回に登場した獣人は全員無類の煙草好きで、あのヤニねこが喫煙をスルーして「きめーにゃ」
と冷ややかな言葉を贈る中で煙草に集団で飛びつき尻タワーを形成していた。


「ヤバねこ」


 大家が購入しヤニねことアルねこが読んでいた漫画単行本に登場していたキャラクター。
 ヤニねこが読んでいた2巻の表紙には「令和のエロテロリストここに開幕」と言うキャッチコピーと
共に、下半身裸(局部は帯で隠れている)でM字開脚し旧チェコスロバキア製Vz61短機関銃の様な銃器と
薙刀の穂先の様な形状の大型ナイフを構えている黒髪の獣人女性が描かれていた。
 アルねこが読んでいた一巻の表紙はアルねこの手で隠れており良く識別できないが、グラビアアイドルの
様な開脚ポーズをとったビキニ水着の黒髪の獣人女性が描かれている。作画ブレのある同一人物と推定される。
 ヤンマガKCと言うロゴマークが描かれており成年誌ではなく一般誌のセクシー枠と思われる。
 作中の獣人観が垣間見える存在であり一般誌で受け入れられる程度には認知されている事を示している。
 なお肝心の内容については一切描写が無く、アルねこが零した酒を拭いたりヤニねこが脱糞後に
尻を拭いたりする用途に用いられていた。

「本物のニャー」


 CM作成のレポ漫画に登場、「ニャーは本物のニャーにゃ」と自己紹介していた。
 みき郎氏代理役のアルねこ、おさとう氏代理役のハメねこと共に開始十分後に遅刻してスタジオ入りした、
その後は先んじてスタジオ入りしていた荒井小豆氏役の達郎と共ににゃんにゃんファクトリーがCM収録を
レポートする場に立ち会った。
 最後に間宮くるみ氏に「ニャーより本物のニャーだったにゃ」と賛辞を贈った。
 ヤニねこに酷似した外見だが耳は着脱式のカチューシャであり人間の模様である。
 スタッフ一同正体を知らないためそれ以上は一切が謎に包まれている。
 本編中でもヤニねこの耳が猫耳カチューシャなシーンがあったが、夢オチ回であり直接の関係性は無いと思われる。

「ニャンマガ編集部員」


 禿頭白髭の和装の老人「カズシ」、角刈り隻眼の壮年「柴田」、リーゼントにアロハシャツの「桂田」の
三名が登場している、見た目は任侠映画から抜け出て来たようなヤの付く自由業風。
 SNS版ではカズシは「組長」、柴田は「若頭」と肩書がついていた。
 カズシはヤニねこの旧知であると発言していたが具体的には不明。
 編集部員なのは事実らしくおちんぽ達郎が関わるエピソードが偶に描かれる。


【名前(ニックネーム)の判明していない関係者】


「妹子の友人(名称不明)」


 頻繁に妹子と三人組で登場する同じブレザーの制服を着用した人間の女子生徒。
 金髪プリン頭と前髪アップの友人は出番が多く、同じ教室内で会話しているシーンも多いため
同級生と思われる。
 他に黒髪ポニーテールと茶髪ボブの人物と三人組行動しているシーンも多く、不在時の妹子の
セリフからも親しい間柄の友人が最低でも四人は存在すると推測される。
 名前を呼ばれたり名乗ったりするシーンが少ないが、会話の中で名前が出ており、
黒髪ポニーテールは「恵子(けいこ)」、茶髪ボブは「結衣(ゆい)」と推測される。

「獣人材派遣会社ケモの手の受付嬢」


 何故か作画に力が入っていないデフォルメされたやる気のない表情で描かれており、理由は不明だが猫耳カチューシャを装着した若い人間女性。
 突然訪問したヤニねこに対し即決で当日午後から入れる仕事を紹介するなど対応が非常に迅速。
 派遣先は漫画家のアシスタントから飛び込み営業、怪しい防護服を着ての清掃作業など多岐に渡る。
 仕事の内容はともあれ即決即断で雇用を紹介してくれるのでヤニねこやヤクねこは重宝している模様。


「清掃バイトしていた獣人」


 ヤニねこと共に謎の工場で防護服を着て清掃作業をしていた。
 黒髪セミロングで細目で少しスレた雰囲気の獣人女性、タンクトップ姿でけっこうな巨乳。
 休憩室で煙草を吸おうとしていたが防護服に可燃物が残留しているため注意されていた。
 危険物で汚染された防護服を着用したままの休憩など労働衛生環境の不適切さが伺える。
 直後にヤニねこが喫煙したため引火爆発しておりその後の消息は不明。
 なおにゃがみ原市のモデルとなった地域には米陸軍相模原補給廠が存在し米軍施設内の
巨大薬品タンクの清掃バイトの都市伝説が存在する。

「アシスタントに来た獣人」


 おちんぽ達郎の元に派遣されてきた獣人、ベタ担当、トーン担当、背景担当の三人。
 三人とも揃いの芋ジャージを着用している、どうやら妹子や字書き猫と同じ学校の模様。
 ニャングマガジン編集部が手配し「獣人材派遣会社ケモの手」から派遣されてきた。
 素人のアルねこと同等レベルの絵で戦力としては猫の手レベル、相対的にヤニねこが優秀な
アシスタントと判明した。
 拙い成果を達郎に見せたがるなど人懐こい性格で、獣人の癖の「にゃっにゃっ」と言う鳴き声が止まらない。
 この作品の獣人としては非常に珍しく非喫煙者である。
 種族として煙草好きな描写が多い作品であるが、ヤニねこの交友関係が特種なのか、この三人のような
非喫煙獣人の方が特異な存在なのかは不明。

「サンバ部(仮名)」


 魔法少女のようなボリューミーなショートカットにアホ毛の獣人女性、ドジッ娘と自称する程度の能力。
 当初は服屋の店員として登場したが次回登場した最には居酒屋の店員となっていた。
 出番が少ないがかなりの美少女にして巨乳。
 ヤニねこの服を雑巾と間違える、ゴミと間違えて燃やす等の狼藉を行い、再登場時も
ウオッカとバースデーケーキのコンボでヤニねこを燃やす等の狼藉を働いた。
 なおこの際にカンサイねこがキレキレのツッコミを連発して珍しく有能であった。
 「予備の部活着」としてサンバ衣装をヤニねこに渡していた、本業は学生なのかも知れない。
 登場獣人の中では珍しく喫煙描写が無い。


「猛禽類」


 性別、年齢、種別不肖の鳥類、「鷹?鳶?」と大家が発言していた。
 ヤニねこのホットドックを奪ったが痰により撃墜され捕獲された。
 禁猟種である懸念を大家が抱き、ヤニねこに1000円紙幣を支払い解放させた。
 その後ミニスカート丈の着物を花魁のように肩をはだけて着用した巨乳(少し垂れている)美少女姿に
擬人化して大家の元に「先程助けて頂いた猛禽類です」と現れ一夜を共にする。
 ……という妄想を大家がしながら一人で朝を迎えていた。
 劇中劇的妄想キャラクターではあるが作中屈指のエロキャラとしてごく一部の読者には人気。 


「遺族」


 獣葬を行われた老人の妻と思われる老貴婦人と孫娘と思われるセーラー服を着用したポニーテールのそばかす顔の人間女性。
 獣葬とは煙草を棺に大量に納め、大量の獣人(全て女性であった)が献花と称し雑草を詰め込む代わりに煙草を奪っていくと言う物。
 ヤニねこはこの先頭に立ち土筆を持って激走していた。
 セリフや煽り文から推測すると獣人好きのお金持ちしか行えないコストのかかる葬儀方らしい。
 孫娘はかなりの美人さんでヤンマガWeb版のサムネイル画像にもなっていたが、再登場する気配は無い。

「大学生(仮名)」


 セミロングの黒髪の人間女性、服装はスタジアムジャンパー風の少し地味な物を着用している。
 発言から推測するにカンサイねこと同じ町田の大学に所属していると思われ、学年は同じであると推測される。
 サムネで妙に性的な雰囲気を漂わせているが泥酔してため息をついている図である。
 涎を垂らしながらビールジョッキを傾けており少々だらしない性格ではないかと思われる。 
 隠れ喫煙者であり好きな銘柄は沖縄のブランド”うるま”である。

「霊媒師(仮名)」


 スキンヘッドの痩せ型の中年男性(人間)、水干のような衣装を着用している。
 霊能者として商売している模様。
 よくあるオカルト小噺に登場しそうな役回りで心霊スポットに行ったハメねこが更なるネタを求めて
除霊のため訪問したところ、ローションをだぱんぷし性●マッサージの様な行為を行った。
 この回でハメねこは「クソゴミ変態AV監督かと思った」などと悪態をつきつつも自らマイクロビキニに
着替えており、違う意味でハメねこになりそうな屈指のエッッピソードであった。
 なお実際に除霊行為であった模様(ただし霊は股間から出る)
 さらにこの回は二段オチになっており珍しい男性獣人のモブが登場している。

「不審者(仮名)」


 小太りで無精ヒゲで瓶底の様なグルグル眼鏡を着用した謎の人間男性、解像度の高いキモオタの様な風体。
 猫耳カチューシャや犬耳(?)のキャラクターパーカーなどを好んで着用している模様。
 初回登場時は街頭を歩くヤニねこと妹を付け回し勝手に会話に混じってくるというそれだけで
強烈なインパクトのある妖怪かストーカーの様な行為を行っていた。
 一発キャラかと思われたがまさかの再登場を成し遂げ、山中でヒッチハイクを試みたハメねこの前に
ハイエースを運転して現れた。
 この際一言も会話せず奇声を上げ最後に口中の写真撮影を強要するなど変質者の様な行動をとっており、
ハメねこは相当なトラウマとなった模様。
 辺鄙な人気のない山奥で一人でハイエースを乗り回している時点でかなり恐ろしい物を感じる現代怪異。


「輝木組」


 旧ソ連製TT-33短銃のような物を持ちニャンマガ編集部にカチコミを掛けていた二名が登場している、
どうやらライバル誌らしい。きららとの関係は不明。
 見た目は完全にヤの付く自由業の方々の様な代物となっている。

【第六特区】


「ラニ」


 彼女の登場エピソードはかなり異質な雰囲気を漂わせる。
 「第六特区」にある「タバコ村」に居住するα(アルファ)と呼ばれる部族の偉い人。
 「族長」と自己紹介していたが権力が及ぶ範囲が村なのか特区なのかα全体なのかは不明。
 ワイルドな長い黒髪に髑髏の意匠の飾りを付けた原始人然とした見た目の獣人女性。
 ハメねこからは「おばあちゃん」呼びされていたが、見かけ上は若い女性の姿をしている。
 村は竪穴式住居が立ち並び縄文時代のような雰囲気で、住人はふんどし姿の女性獣人ばかり登場した。
村の中心には「石像」と呼ばれる宇宙ロケットのような巨大構造物が存在する。
 大らかな性格だがヤニねこが石像とそれを意味する紋章に対し不敬な発言をした際には
光線銃の様な物を取り出して発射していた、実は人類よりも高い科学力を有している模様。
 謎の多い村であったが、にゃがみ原駅から電車で日帰りできる距離に存在している。


関連しないリンク


ネコダ
 搾精病棟全年齢版に登場したキャラクター、外科のサカキバラ医師の部下であり
全年齢版の実質的主役格のタチバナの先輩にあたる看護師。
 にゃんにゃんファクトリーのSNSアカウントで出演情報の発信があり、公式(?)なヤニねこ
パロディキャラクターである模様。
 ネコ口で髪型がヤニねこに似ている程度の共通点しかなく、暴走するサカキバラを止めるなど
苦労人ポジションで常識人・ツッコミ役タイプのキャラクターであり正反対の立ち位置である。
 同エピソード内でサカキバラの飼い猫メネシスちゃんが誤って尻尾に着火するシーンがあり、
ヤニねこが焚火で尻尾に着火するエピソードの元ネタである可能性がある。

生徒会にも穴はある!
 むちまろ氏による週刊少年マガジン連載の漫画作品、公式略称は「生穴る」
 ヤニねことコラボレーションし相互にキャラクターが客員出演したパロディ短編を作成している。
 生穴るサイドのコラボ漫画は尾鳥綻がヤニねこにちゅーちゅーと吸われてアヘ顔を晒すと言う
ストーリーであった。

邪神ちゃんドロップキック
 居住するアパートが1Kで似た間取り

ネフェルピトー
 なんとなく髪型が似てる猫耳キャラと言うだけで特に無関係
……と、言いたい所ではあるが、缶ピース回でヤニねことカンサイねこがパロディを演じた。

おまねこ
 名前が似ているだけで無関係
 航空自衛隊御前崎分屯基地第にゃーにゃー警備隊所属の自衛隊員(オスである)
 航空自衛隊の迷彩服(通称デジメ)の上衣を着用し、稀に八角帽を被る事がある、
下半身は衣服を着用せず常に露出している(オスである)
 妙に胸が豊満であるが乙πではなくもふもふ胸毛であると思われる(オスである)
 2022年の2月ごろに部内公募されたキャラクターであり誤差はあるがヤニねこと同期であると
言えなくもない(オスである)
 骨格こそ人間よりであるが、全身が体毛で覆われ手には肉球の描写がありケモナーの階段を
大分登った存在である事と、航空自衛隊員として定職に就いている点が識別点である(オスである)

のまねこ
 名前が似ているだけで無関係
 モルドバの音楽グループO-Zoneの楽曲「Dragostea Din Tei」に日本語の空耳歌詞と
AAキャラクター”モナー”に似たキャラクターアニメを当てた物を、2005年にエイベックスが
商標登録しグッズ販売などの商業化を試み炎上した物。
 「米酒」を飲んだくれて飲ま飲まイェイな酩酊キャラである点がアルねこを彷彿させる程度。

なめ猫
 名前が似ているだけで無関係
 「全国暴猫連合なめんなよ」が制式名称で珍走団(旧称・暴走族)の様な服装の猫。
 昭和55年に誕生し一大ブームとなり、令和5年時点でもグッズ販売が続いている。

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