レストランなど飲食店の給仕を指していることが多い。
特に身近なファミレスのウェイトレスをイメージしている。
変遷
かつては「はたらくお姉さん」の制服の代表格であったが、昨今は実用性重視のデザインを採用するファミレスが多くなったため一頃よりは地歩を失っている。
1990年代ごろ、ファミレス各社は競うように独自の「かわいい制服」を採用し、現在よりもたいへん華やかであった。
代表的なところでは
・アンナミラーズ
・神戸屋レストラン(ベーカリーである神戸屋キッチンでも同じ制服を採用)
・ブロンズパロット
ブロンズパロットはすでに全ての店舗が閉店して現存しないが、立川日野橋店の制服はたいへん独特で、当時はアンナミラーズと双璧をなす人気の制服であった。
また、アンナミラーズ最後の店舗であった高輪店が2022年8月31日に閉店する。
当時、新興勢力であったガストが「綿シャツにジーパン」という実用性重視の制服を採用した頃から作業性や実用性を重視する現在の潮流にシフトしていったように思われる。つまり制服のボトムにパンツを採用し、見た目の演出以外の機能がないフリルやスカーフなどをデザインから除外したのである。
二次元絵の題材として
エロの題材としての没落
ウェイトレスの制服は「いつもと違ったコスチューム」をアニメやゲームのキャラクターに着せる手法で今般でも頻繁に用いられている。
神戸屋の制服は20年以上前から現在までデザインが変わっておらず、往時の姿のまま現役で今もなお人気がある。
アニメ「ガールズ&パンツァー」とココスとのコラボレーション企画での例もある。着せ替え衣装としての有用性は極めて高い。
ただ、これはあくまでも18禁エロではない一般のイラストでの話である。
ウェイトレスの制服界隈での凋落につれて、それ単体では創作につなげる力が弱くなり、18禁エロイラストやアダルトビデオの世界でも題材として取り上げられることが少なくなった。
昔はこれを着て格闘する女の子たちのゲーム「ヴァリアブル・ジオ」なんてエロゲ(家庭用ゲーム版だと「アドヴァンスド ヴァリアブル・ジオ」)も出てたんだけど。
懐古あるいは希望
食欲を満たす食事を提供するウェイトレスさんが、性欲を満たす肉体も提供する……想像すると そこはかとないエロスを筆者は感じるのであるが、みなさんはいかがだろうか。