概要
ブルマは、女性が運動する際に下半身に着用する衣服のこと。長年、日本の女学生の指定体操服になっていた。
元は19世紀の女性解放運動家のアメリア・ジェンクス・ブルーマーの発案(と言われているが定かではない)。
ズボン型やちょうちん型など、様々なタイプのブルマがあるが、二次元においては主に1970年代~1990年代まで女学生が体育の時間に着用していたショーツタイプを指す場合が多い。
本来ブルーマー氏が発案したものはゆったりしたズボンにゴムを入れたようなもので膝くらいの丈があったものだったのだが、何故か丈がだんだん短くなり生地も体型に沿う形になり、この頃には脚全体を露出するまるっきりショーツ同様の形になっていた。ちょっと股下のある下着だとはみ出してしまうほどである。
なかには若干お尻を包むような形になっているものもある。
男子の間で「スカートめくり」が流行した際にはめくられても下着が見られないようにブルマを穿いてガードする対抗策が編み出されたが、男子も懲りずに、めくると同時にブルマをずり下ろす「スカートめくりブルマおろし」が考案された。しかし下着もいっしょに脱がしてしまう事故がよく起きて問題になったことは言うまでもない。