概要
ふいてない・・・それは、女の子が履いているあらゆるパンツの中で、最も恥ずかしく、はしたない頂点に位置する。
たとえ清楚な白パンであれ、アダルティな魅力漂う黒パンであれ関係ない。
しかし、元がどんなパンツであれふいてないパンツは、大胆な紐パンや透け透けのレースパンツなどよりもはるかにはしたないものとされ、見られることはもちろん、身につけているだけで恥とされる。
はっきり言って、ノーパンと同程度かそれ以上に恥ずかしい。
それゆえ、女の子にとってふいてないパンツを見られることは、男性にはもちろん、同じ女性同士であっても著しい羞恥を伴うのである。
ふいてないパンツを見られた女の子は、社会的に死ぬと言っても過言ではない。
もうお嫁に行けない。
具体的には
クロッチ部分にびっしょりとおしっこが染み込んだ染みパンである。
時間が経っておしっこが乾くと、黄色く黄ばんで臭気を発するので汚パンツの一種と言える。
どうしてこんなことに・・・
まず、背景事情から説明すると、女の子の尿道は太く、短く、おしっこの勢いが良い。
そして、おしっこの出るところが凸ではなく凹になっているので、おしっこをすると性器の周辺に残尿がたくさん付着する。
さらに、ホースがついていないため、この残尿を振ったり搾り出したりして取り除くことができない。
そのため、おしっこを終えた女の子は、その度にトイレットペーパーを巻き取り、足の間に手を入れて股を拭うのである。
男には無縁なこの動作は、女の子にとってはもはや最低限不可欠の身だしなみであり、オムツをとる練習をするトイレットトレーニングの際に親から教わる排泄の基礎中の基礎の行為なのである。
しかし、何らかの事情により後始末を怠り、下半身に残尿をつけたままパンツを履く事態が発生した場合、残尿はパンツのクロッチになすすべなく染み込む。こうして「ふいてない」汚パンツの出来上がりとなる。
なぜ拭かないのか
上述のように、女の子にとっておしっこの後にトイレットペーパーを用いるというのは常識中の常識であり、特に理由もなければ拭かないなどということはない。
にもかかわらず拭かなかったということは、トイレットペーパーがないところで用を足したという以外に理由はないのである。
基本的にトイレにはトイレットペーパーがついているため、トイレットペーパーのないところで用を足したということは、つまり・・・
野ションをしたということに同義なのである。
もちろん、中には公衆トイレに立ち寄ったところ、ペーパーが切れていたなどという悲劇もありうるが、そのような場合に備えて女の子は小であっても紙の有無を確かめてからパンツを下ろすのが常識であり、よほど尿意が切迫していない限りそのまま用を足すことはない。
それに、そのような場合に備えて必ずカバンにポケットティッシュを入れておくのもまた身だしなみであり、きちんとポケットティッシュを持っていれば紙がなくても拭けないということはない。
つまり「ふいてない」というのは、その女の子ははしたない野外放尿をした挙句、ティッシュを持ち歩いてさえいなかったという事実を証明するものであり、着用主に「おトイレ間に合わなかった系女子」の烙印を押すものなのである。
メリットと希少価値
野ションの後にティッシュを使用せず、そのまま復旧する利点もある。
まず、用足しにかかる時間を短縮でき、盗撮などの性被害に遭うリスクを減らせる。これは大変大きなメリットである。
また、後始末に使用したティッシュをその場に放置することもないため、不法投棄を回避でき、証拠隠滅を図れるメリットもある。
野ションの機会が多い幼女の場合は陰毛が生えていないために成人女性に比べれば局部の汚れが少なくて済むこともあり、また年齢的にも完全な性自認が芽生えていないと見做されるために、拭かずに済ませたとしてもある程度は社会的に許容される(とはいえ、流石にトイレでした時まで拭かないとママのお説教が避けられない)。こうしたメリットを考えてやり手水の際はあえて拭かない選択をする保護者もいる。
これに対して、思春期をすぎると陰毛が生えることで幼少期以上に拭く必要性が増すうえ、野外放尿自体が世間的に許容されなくなってくる。さらに、パンツの素材自体も多様化し、女児用の下着に比べて吸水性も悪くなる。そのため、たとえ野ションであってもティッシュを持っている限り拭くという女性が過半数を占めるようになり、成人女性のふいてないパンツは大変希少価値の高いものとなる。
リスク
当然ながら下腹部を不潔にするため、尿道炎や膀胱炎、膣炎などの感染症のリスクを高める。野ションはほどほどに。どうしても避けられそうにない場合はティッシュを持参しよう。
その他
ふいてないパンツは必然的に濃厚なおしっこ臭と黄ばみを伴うため、匂いフェチにとっては宝物であり、ブルセラ界隈では高値で取引される。そのため、わざとおしっこのあと拭かないでパンツを履く行為を繰り返し、買取価格にオプションとして上乗せするブルセラ嬢もいるとかいないとか。