
西荻小学校 絵の上手なおんなのこ
by もっさうめし
※やっぱりお話書いちゃう。
期待。
彼女にかかるそれは、内気な心にのしかかる。
チエちゃんがいっしょに行くというのも断って、公園の人気のない場所まで来た。
とにかく、ひとりで絵に没頭したかった。
しかし、ちっともかけないのだった。
「なんや、赤貧チルドレンのフレンドやないか。」
「あ、おっちゃん。こんにちわ。」
「お、アートやな。ワシもアートは好きや。」
「どうしてこんなとこに?」
「秋やろ。落ち葉を眺めてポエムでも作ろ思ってん。」
(いややわ、どっか行ってくれへんかな。)
「どうした、変な顔して描かへんのか?それとも描かれへんのか?」
(え、なんだわかるんやろ…。)
「図星か。」
「おっちゃん、なんでわかるん?」
「アホ。わし目上やぞ?ボスと呼ばんかい。」
「なんでウチが描かれへんのわかったん?ボスのおっちゃん。」
「…まあええ。そらワシはもともと女衒やからな。レディーの気持ちなぞ、ガラスを透かすようにお見通しや。」
「ぜげん?」
「女の子にやさしく、そしてときに厳しく、手取り足取り仕事を教えるビジネスや。」
「あんな、ボスのおっちゃん。ウチ、まえは絵かくん楽しかったんや。」
「ほう。今はアカンのか?」
「うん。なんかみんなの眼が違ごて見えるんや。」
(最近、使こてないから腕試しや。娘コロガシ、子供にも通じるんかやってみよ。)
「そら、レディー、ユーが絵以外のことを考えすぎてるからやで。」
「はぁ。」
「ユーの描いた絵に対する感想はユーのもんやない。見た人のもんや。気にせんでええんやで。」
「う、うん。」
「ユーの名前は?」
「平山ヒラメ。」
(エッチエッチか。内気で敏感なタイプやろな。なら。)
「そんなん気にするのやめて、笑ろとったらええねん。マッサージしたるわ。」
「ちょっと、ボスのおっちゃん、こそばい。やめ、あっはっはは。」
息ができないほど、くすぐり、息を整えている間に、一枚ずつ服を脱がしていく。
(腕は落ちてないの。ヒラメの五枚おろしできあがりや。)
「ほれ、裸になって描きたいものみたらどないや。」
「なんか、気が楽になったゆうか…。」
「せやろ。どうや描けそうか?」
「ん。やってみる。」
「ところで、ユー、案外べっぴんさんやな。肌もすべすべやし。」
「そう?ウチ、ドンくさいとしか言われたことないし。」
「ほんまか?どれどれ?」
「あ、そんなとこ、いろたらアカン。」
「ここはちいともドンくさくないで。すぐに反応してきよるで。」
「くしゅん!」
「お、すまんかったの、寒いやろ、いますぐあっためてやるさかい。」
「い!」
「おー、ヒラメちゃんのなか、あったかいのぉ。」
「あ、ぬ、ぬいて。」
「おう、何発でも抜いたる。腰が抜けるまでな。」
「う、ウチ、いややぁ。」
「ええ具合や。良いお道具やで。」
「いた、ぎ、ぐ、ああああぁー。」
「ほれ、あついのがいくで。」
「いやあぁー。」
:
:
ウチ、やっぱりチエちゃんといっしょにくればよかった…。
このイラストにつけられたタグ一覧
気になるタグがある?公開設定のイラストを検索してみよう!
(例:おっぱい アナル ちっぱい)