ジャンルの背景
他の半裸状態と違い、ペニスによる放尿以外のトイレにおける用便に於いてはありふれた姿であるが、他者に対し露出を憚る状況であり、これが観察できる状態は観察者の存在が非観察者の意識に無いか、或いは強い信頼関係にある事を示すと考察できる。
スカートをベースとする衣装で、下着としてのショーツやストッキング・タイツの範囲の脱衣・未着用については
「忘失・遺失」「急いでいる」「慌てた結果」「裸になる事が相応しくない状況下での偽装」など、全くの非現実
とは切り捨て難い。
しかし多くの状況下で股間・臀部を覆う上着・下着のみを脱衣し、他をそのまま着用した状態は、その意義が薄く
一般的とは言い難い。
これらが「フェチ」という言葉により広く受け入れられる背景には、脱衣されず残留した衣装パーツが正体不明な
表現された存在に、属性や存在意義を付加するという作用があるからと思われる。
「学生」「ある職業」「衣装により特定される存在」等を残留した衣装パーツを付加し示す事で、観察者に対して
「その要素を持つ存在である」という情報を追加し、妄想への方向性を手助けする効果を持つ。
