腰を打ち付け、穴という穴の奥に怒張を打ちつけながらヨガらせている様子を撮影することで、被写体はあられない自分の姿を残されることに激しい羞恥を抱き、身悶える。それはあるいは、他のあらゆる責め具とは別のベクトルでカメラというものが相手の性感を高めるアイテムとして作用しているともとれる。
セックスが終わった後でも、虚脱した表情や、肉根ばかりでなく精液まで受け入れて拡がった穴襞の様子、体に飛び散った精液や愛液を撮っても、ハメ撮り写真やハメ撮り動画としての効力を持つ。
ハメ撮りで撮影されたものは、企画ありき台本ありきのAVとは違った生のセックスコンテンツとしての魅力があり、現実においても需要は非常に高い。そのため、ハメ撮りで撮った写真や動画は脅しの道具としても使われる。
もちろん、思い出の品として大事にとっておくという選択肢だってあるし、次のセックスの際にも、そういったハメ撮り写真を挟んだアルバムや動画を見ながら情事に耽るのも乙なものである。