酒を飲む。博打を打つ。――そして、女を買う。
そのニーズに応えてきたのが、世間一般に言われる「風俗」である。
太古から存在している、金銭をもらって性交をするシンプルな風俗である「売春」から始まって、現代では性の多様化によってさまざまなサービスを提供する「風俗」店が数多く存在する。また、アダルトビデオなども広義の意味では風俗と言える。
こういった風俗に従事する女性=風俗嬢は昔から「身売り」で連れてこられた者が多かったが、今では高給につられて自発的に従事する者や、風俗店のスカウトに誘われて従事する者もいる。しかし未だ風俗嬢=身売りのイメージは根強く残っており、それを題材にした作品は今でも多く書かれる。
また、調教して色情狂同然に育て上げた女性などを風俗で働かせたりするシチュエーションも好まれる。特に日本ではソープランドに身売りすることを隠語で「風呂に沈める」などと言われ、これもまた作品のエンディングを飾る黄金パターンとなっていたりする。
近年には異世界の人外女性による性風俗を題材とした攻めすぎたネット発祥の作品「異種族レビュアーズ」なんて作品もアニメ化・放送を果たしている。…よくGOサイン出したなぁ、ホントに…。