盛ってやがる(さかってやがる)とは | ニジエのエロ用語辞書『大性典』

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おがちん

盛ってやがる

さかってやがる

盛ってやがるとは即ち発情ないし興奮していることである。

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盛るとは古来より日本で使われていた、発情を示す言葉である。
元来は、そして現在も主に獣同士の交尾に対して使われているが、転じて盛んな人間の性行為にも用いられる様になったのだろうと推測される。

「盛ってやがる」
…このたった6文字の言葉を侮辱的だと受け取る者もいるだろう。
この人類がアフリカで誕生して以来、人間はあらゆる他の「獣」と称される哺乳動物と一線を画す発展を遂げていった。
素手はやがて武器を持ち、石骨の鈍器はやがて青銅製から鉄、鋼鉄へと姿を変えていき秒速凡そ1000mのライフル弾を吐き出す自動小銃へと姿を変えた。
足は馬を利用する様になり、蒸気機関、内燃機関へと変化した。
「history of everything」でも歌われる通り、他の動物が禁忌として触れなかった自然を学問に切り分け、あらゆる謎を解いていったのだ。

…だが人間の中で、原人は愚か遥か祖先から何一つとして変わっていない行動がある。


即ち『性行為』である。
4.2億年前、初めて交尾を行ったプラコダーミから、何一つとしてこの生殖行動の基本は変わっていないのだ!

確かに卵から子宮へとは変化しただろう。
だが、一物からでた精子が卵子に入りこみ子供が生まれる。
このプロセス自体は何も変わっていないのだ!

一説によれば魚ですら交尾の際は快感を感じているとされている。
原初の交尾動物であるプラコダーミも恐らく例外ではないだろう。

今ここに至るまで何かと人類が自らと隔離・区別する動物達と何ら変わらず、高度に発達したと自惚れる人類も結局は快楽を追い求め性行為を行う事は何も変わらない!

この言葉は、人類がいつの間にか忘れてしまった、母なる自然という物を思い起こさせると同時に人間も快楽を追い求め腰を振るに過ぎない生物だという事を思い出させてくれているのだ。

人間が理性という仮面を外し、獣性を見せた時、今日も軋むベッドの横でこの言葉は呟かれるのだろう…

「盛ってやがる」

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