手コキ(てこき)とは | ニジエのエロ用語辞書『大性典』

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ストレスゲージが溜まったので 15

手コキ

てこき

手指を使った男性器愛撫の一つ。

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 手のひらと五本の指で性の快楽を紡ぎだす技術である。
 男性器は、男の性感帯の宝庫でもある。鈴口、カリ、カリ首、カリ裏、裏筋、陰嚢、蟻の戸渡り……それらを指や手のひらで擦られたり揉まれたり握られたり、あるいは摘まれたりつねられたり弾かれたりすることで、膣への交接とは違った刺激を味わうことができる。
 ヴァリエーションは多くあり、また握力や手指の弾力、さらには習熟度やシチュエーションによっても左右されるため、その魅力は十人十色、無限大といっても差し支えない。
 習熟が進めば男の性的興奮を簡単にコントロールできるため、女性優位の愛撫技術だが、シチュエーションによっては男の醜悪な部分を触る行為に嫌悪感や被虐心を覚える女性もいる。
 男にすれば、自身の大切な体の一部を他人に愛撫されることで、普通のセックスとは違った快感を得ることができる。あるいは、たんなる「穴の出し入れ」にとどまらないこの快楽技術の虜になる者もいる。そうなれば、女性が思わせぶりにソラで手指を動かすだけで性的興奮を喚起させられてしまう。
 女性の意のままに性欲をコントロールされるため、どちらかと言えばマゾヒスティック寄りの性技なのだが、シチュエーションによっては、女性に自分好みの手コキを習熟させることによりS的な愉悦を味わうこともある。
 今までの説明で何度も「シチュエーション」という単語を繰り返しているが、この手技で得られる快楽の質は状況や環境に大きく左右される。大好きな彼女にいやらしい言葉で射精を促されながらの手コキと、敵対する相手に恥辱をさらされる目的で射精を急かされながらの手コキとでは全く別のベクトルの快楽になる。
 他の性技と合わせると、相乗効果で一層刺激が高まる。高度な性技でなくても、身体を密着させたり、卑猥な言葉を投げかけたり、あるいは高ぶる屹立に息を吹きかけたりといった単純な仕草でも充分な相乗効果を得られる。手コキで大切なのは、何度も言うとおりシチュエーションなのである。
 

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