二次創作(にじそうさく)とは | ニジエのエロ用語辞書『大性典』

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記事内容

二次創作

にじそうさく

二次的な創作物又は創作行為

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概要


二次創作とは、一次創作物をもとに、原作者以外の者によって派生作品を創ること、またその作品のこと。
二次元は関係ない。

法律関連


まず、著作権で保護されている一次創作物をベースにした二次創作は法律的にグレーである。現在世の中に無数に出回っている二次創作物の数々が存在出来ているのは、ひとえに著作者の厚意によるものである。
著作権は親告罪なので、権利者が何も言わなければ誰が何と言おうと捕まることはないが、逆に言えば権利者がダメと言えば誰が何と言おうとダメである。
何故二次創作が広く許されているかと言えば、大抵の場合、著作権侵害による被害よりも、二次創作による一次創作への還元の方が大きいからである。例えば、二次創作によって一次創作物の認知度を拡大させることが出来るし、一次創作物のファンをより満足させることが出来る。創作そのものに対する愉しみも大きいだろう。

そのため、ごく一部の二次創作者による一線を越えた行動(還元よりも被害の方が大きいと判断される)が、二次創作界隈全てを崩壊させる事態が起こり得る。具体的な行為としては、直接的な収益化、イメージを損ねる作品の頒布、ネタバレなどが挙げられる。実際トラブルになった例もある。
許容度は権利者によって異なるため、入念に調べておこう。R-18作品、収益化も含めて許容している権利者、R-18作品のみ禁止している権利者、ネタバレを禁止している権利者などが存在する。

元来二次創作は創作物に対する愛やリスペクトから自然に生まれたものであり、そこにあとから法律が制定されたというものなので、ただ本能や欲に従って創作をしていてはトラブルになりかねない。ルールはしっかりと把握しておこう。

このようにメリットは果てしなく大きいがデメリットも同じくらい巨大という性質を抱えているため、邪道と考え手を出さない創作者もいる。

利点


ここでは二次創作の作者目線での利点・欠点を挙げる。

・一次創作の世界を自分の手で広げることが出来る
・一次創作のファンによるサーチが行われるため、閲覧数、レスポンスが稼ぎやすい。しかも数字を稼いだ作品はことさらに数字を稼ぎやすい
 ・自分の広告塔とすることが出来る。
・一次創作の完成された世界観を引き継ぐことが出来る
 ・閲覧者が知っているキャラクターをモデルに出来るので、R-18がエロくなりやすい
・設定やデザインを一から自分で考える必要が無い

欠点


・法律的にグレーである。泣くも笑うも権利者次第であり、最悪訴訟沙汰となる
 ・基本的に収益化はタブーとなる。
解釈違い地雷を踏む可能性がある。まれに自分で踏む人もいる
・一次創作と混在させている場合、二次創作作品のレスポンスだけが伸び、病む可能性がある(広告塔と考えればいいので病む必要は無い)
・ガワだけを被せたような雑な創作はガイドラインへの接触や非難の対象になる可能性がある

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