ポリアモリーの特徴は、複数の対象に対して「真摯な肉体関係を含む恋愛関係を結ぶ」点にある。70年代アメリカでベトナム反戦運動のさなかに性交渉の垣根を外す風潮が流行したことはあるが、この特徴は従来の日本文化には相容れがたい価値観となっており、近代以降の民族的慣習に保守的な日本人からは「単に浮気や異性(の肉体)が好きな性癖を正当化するための方便」という一方的な批判に晒されている。
これらについては当事者達のブログなどを見れば「周囲への誠実な態度や現実を冷静に捉えている姿」が窺えるのでここでは割愛するが、個人的にはLGBTQの国際的な市民権活動然り、昨今の我が国の価値観の多様化然り、私自身ポリアモリーでは無いが複数和姦や寝取りを好む性癖が影響するのか、きちんとした当事者間の話し合いで行動規範や経済的な約束事を取り決められるならポリアモリーも別に構わないのでは無いかと考える。
尚、ポリアモリーと性交する際には従来のNTR煽り言葉「俺(私)のと彼氏(彼女)の、どっちが好い?」的発言は相手に性的興奮を全く感じさせないどころか、パートナー全員と比較されて場合によっては自信喪失の憂き目に遭うので留意すること。