一個人で所有されているだけの場合も多いが、複数人で所有されていたり、あるいは公衆に開放されている場合は「公衆便所」と呼ばれ、一対多の輪姦同然の扱いを受ける。
何度でも男の昂ぶりを誘い、おびただしい量の精液を搾り取れることに肉便器の価値が見出されているため、それがかなわない肉便器はただの粗大ゴミである。だから彼女たちは一生懸命男を満足させないといけない。肛穴が広がろうと括約筋を締め、膣筒がゆるまろうと腹腔に力を入れ、舌が疲れようと喉深くまで肉茎を咥えこんで精液を搾り取るように激しく強く吸い付く。それが肉便器の正しくも美しく、そして健気で哀しい姿なのである。
愛情が注がれることがあったとしても、それはあくまで「モノ」としての愛着に過ぎない。便器が特定の人物に恋心を抱いたところで叶うことはない。その恋心を射精の誘いに代えて、便器の使命に努めるのが、肉便器の性なのだ。