抱き枕(だきまくら)とは | ニジエのエロ用語辞書『大性典』

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オリジナル抱き枕

抱き枕

だきまくら

オタク イズ ビューティフル(©チャンコ増田)の極致である。オーウィ!

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 円筒形の抱き枕のカバーに、二次元の嫁を印刷する――。それはまさにコロンブスの卵ともいえる発想であった。
 「マネーの虎」の緊張感あふれるスタジオで、チャンコ増田が披露したその発明は、一般社会では嘲笑を誘いながら、オタク業界の中では重宝がられ、今ではオタクアイテムの一つとしてのステータスを持つに至った。
 だれでも、恋焦がれている相手とベッドを共にすることは無上の喜びである。大人のおもちゃで自身を慰める以上の絶頂すら覚える者もいるだろう。それが、二次元の異性とも叶うようになるのだから、これほどの喜びはない。
 カバーに印刷する嫁の姿は、単なる寝姿でもいいし、淫乱に乱れた姿でも構わない。スケベ丸出しの姿なら、まるでセックスを共にしたかのような幸福感に包まれることであろう。
 もちろん、カバーだけ部屋に飾っても充分こと足りる。いつだって抱ける相手が側にいる優越感はなにものにも代えがたいものだ。
 極論だが、カバーに印刷する前の原稿の段階でも、物によっては充分用に堪えうる。絵師の腕次第では、表裏でビフォーアフターの嫁姿を描けば、たとえカバーにしなくてもベッドの上での嫁の淫姿を目の当たりにできるのだから、これほどいい構図は他になかろう。

 夢から覚めた後、カバーを洗って干す時の現実感は、麻薬の禁断症状並の苦悶を味わうことになるだろうが。

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